子供がバイリンガルになる環境
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子供がバイリンガルになるにはいくつかの要素があります。

1、どれだけその言語に触れることができるか。
第2言語(住んでいる国で話されていない言語)に一日の40パーセントは触れる必要があります。

例 プレイグループや友達を作り、その言語に触れる機会をなるべく多く作る。

2、子供がどれだけその言語への必要性を感じているか。
言語は必要性が無ければ吸収していきづらいものです。

例 日本人の母親が日本語で話しかけているのに、英語でしか答えが返ってこない。
この場合母親が父親と英語で話し、英語を話すことができるのを子供が知っているので、使うのが楽な英語でしか話さなくなる。

3、どれだけ楽しむことができるか。
ゲームやビデオ、本など子供が楽しいと思うことを第2言語で紹介する。

例 テレビゲームは日本語のものだけにする。

4、一貫性
親が一貫して自分の態度を貫けるか。

例 子供が英語で話しかけてきても、日本語で話し続ける。

5、動機付けを与える
子ども自身がその言語を話したいと思うように仕向ける。

例 補習校に行き、ほかの日本人の子供が日本語の本を読んでいるのを見せ、日本語の勉強の意欲を膨らませる。


参考文献
「Raising multilingual children」 Tracey Tokumhama-Espinosa

バイリンガル・バイカルチャーネットワーク http://www.biculturalfamily.org/