子供にバイリンガル教育をはじめる前に
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子供をバイリンガルにしたいならば、バイリンガル教育を始めるまでに以下のことを家族で話し合ってください。
なるべくなら子供が生まれる前に、決めておくことが大切です。
話し合いに便利なチェック表があります。

1、どの程度のバイリンガルを子供に期待するか。
   日本人駐在人家庭、国際結婚での永住組み家庭、日本にいて英語を少しだけ慣れさせたい、など各家庭によって状況は違います。
子供に話し言葉だけを期待する家庭もあれば、日本の学校レベルと同じ日本語力を求める海外の日本人家庭もあります。

親が子供に期待するレベル
1)日本に住む子供と同程度
2)小学校高学年程度
3)小学校低学年程度
4)ひらがな、カタカナ、簡単な漢字が出来る
5)ひらがなだけ
6)読み書きは期待しない
7)簡単な会話が出来ればよい


2、どこまで親が介入できるか。
   親がどこまで子供のバイリンガル教育にかかわることができるか。家において日本語を話し続けるのか。日本語勉強を子供に毎日教えることができるのか。片親だけが日本語、もしくは英語を話せるのか。
話すことができない親もその言語を学ぼうとする気があるか。

3、何を利用できるか。
   日本語補習校、インターナショナルスクールに通えるところにすんでいるか。通信教育を利用できるか。その言語のプレイグループはあるか。
いくらまでならば子供のバイリンガル教育にお金を出すことができるか。

4、維持し続けられる家庭内環境をどうするか。

   どの親がその言葉を子供に使い続けられるのか。いつ使うのか。どこで使うのか。前もって決めておくこと。一人の人間が同じ言語を使い続けることが重要。(一人一言語の原則)
その環境を維持し続けるにはどうしたらよいか。
例 国際結婚の家庭の場合 母親が日本語で、父親が英語で話す。父親がいるときでも母親はなるべく子供に対しては日本語で話しかけることが重要。