日本語を学ぶ意味
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『海外で日本語を学ぶ、教える』という意味は一体なんでしょうか。
 
1、子どもに自分のルーツを教える。
日系アメリカ人で日本語を話せずに、自分が日本語を勉強、もしくは子どもに日本語を勉強させている人を何人も知っています。
大人になってから日本語を話したいと感じたそうです。


2、日本の家族と会話ができる。
自分の家族と話ができなくなると、さびしいですよね。子どもが日本語を話せないと、親が通訳になるので、親としてもめんどくさいです。子どもが日本語を話せると、親は楽ができます。


3、親と話し合える。
子どもが話す言語を親が話せない、もしくは流暢でなかった場合、子どもが親を馬鹿にし、ちゃんとした会話をしなくなることがあります。


4、日本に帰国できる。
子どもが日本語を話せないと、日本帰国が難しくなり、もし帰国してもインターナショナルスクールで、ウェイティングリストに乗せられた挙句、高い月謝を払うことになります。また親の生活圏を日本に移すことができることにより、親の仕事などの可能性も増えます。


5、子どもの将来の可能性が増える。
より多くの言語が話せるということは、それだけ将来活躍できるであろう場をふやすことができます。


6、2つの言語を使うことにより、脳が活性化される。
古い資料ですが、アメリカの1992年度の「profile of SATand Achievement test takers」によると、大学入試の際のテストではSATの言語部門と数学部門では外国語を学んでいる生徒のほうが点数が良かったそうです。
また、アメリカの雑誌『COOKIES』2006年9月号によると、認識のほうの脳の働きが良くなるそうです。




日本に一時帰国し、子どもに、
「英語が上手ねえ、何か話して。」
といわれることはあっても、
「日本語が上手ですね。」
とは、普通言われません。
「日本人だから日本語を話して当然。」
と考えられているのでしょうか。
「日本語を話す」は日本人の遺伝子には含まれてはいません。
がんばって日本語を子どもに伝えませんか?